「大切に使ってきたiPhoneを、そろそろ買取に出そうかな」「新しいモデルに買い替えるための資金にしたい」そう考えて買取情報を調べていると、「アクティベーションロック」という見慣れない言葉を目にして、不安になっていませんか?
「このロックがかかっていると買取できないって本当?」「なんだか解除するのが難しそう…」と感じている方も多いかもしれません。
ご安心ください。この記事を読めば、アクティベーションロックの正体から、誰でも簡単にできる解除方法、そして買取価格を下げないための重要なポイントまで、すべてを網羅的に理解できます。
結論からお伝えすると、アクティベーションロックがかかったままのiPhoneは、ほとんどの買取店で買取を断られるか、ジャンク品として大幅に減額されてしまいます。しかし、この記事で紹介する正しい手順を踏めば、誰でも問題なくロックを解除し、適正な価格で売却することが可能です。
この記事が、あなたが安心して、そして少しでもお得にiPhoneを売却するためのお手伝いになれば幸いです。
買取前に必ずチェック!アクティベーションロックとは?

まずはじめに、「アクティベーションロック」とは一体何なのか、その正体と重要性について理解を深めましょう。この機能を知ることは、あなたのiPhoneを守り、スムーズな買取を実現するための第一歩です。一見すると複雑に聞こえるかもしれませんが、その仕組みは非常にシンプルで、私たちのスマートフォンライフに安心を与えてくれる重要な存在なのです。
あなたのiPhoneを守る「盗難防止」機能
アクティベーションロックとは、一言で言えば「あなたのiPhoneを盗難や紛失から守るための、非常に強力なセキュリティ機能」です。これは、Appleが提供する「iPhoneを探す」というサービスをオンにすると、自動的に有効になります。
このロックが有効になっているiPhoneは、あなたのApple IDとパスワードがなければ、たとえ強制的に初期化(工場出荷状態に戻すこと)されたとしても、他の人が再設定(アクティベート)して使用することができません。つまり、万が一あなたのiPhoneが第三者の手に渡ってしまっても、あなたがロックを解除しない限り、そのiPhoneはただの「文鎮」となり、中の個人情報が抜き取られたり、転売されたりするのを防いでくれるのです。
このように、アクティベーションロックは、普段iPhoneを安心して使うために欠かせない、いわば「電子的なお守り」のようなものです。買取の際に少し手間がかかるのは、この強力なセキュリティ機能が働いているからに他なりません。決して悪いものではなく、むしろあなたのプライバシーと財産を守るための大切な味方であると理解しておきましょう。
なぜアクティベーションロックがかかっていると買取できないのか?
では、なぜ買取業者はアクティベーションロックがかかったままのiPhoneを買い取ることができない、あるいは大幅に減額するのでしょうか。理由は大きく分けて2つあります。
第一に、「次の所有者がそのiPhoneを全く使用できないから」です。前述の通り、アクティベーションロックはApple IDと完全に紐づいています。買取業者がそのiPhoneを買い取ってクリーニングや検品を行い、中古品として再販しようとしても、ロックがかかったままでは新しいユーザーが初期設定を完了させることができません。これでは商品として成り立たないため、買取自体を断るか、部品取りなどを目的とした「ジャンク品」としての扱いにならざるを得ないのです。
第二に、「個人情報漏洩のリスクと盗難品である可能性を排除できないから」です。ロックがかかったままだと、端末内にあなたの個人情報が残っている可能性があります。PRODIGのような信頼できる買取業者は、お客様の情報を守るためにも、データの完全な消去を徹底しています。また、アクティベーションロックがかかっている状態は、正規の所有者ではない第三者が不正に端末を持ち込んでいる可能性も示唆します。こうしたトラブルを未然に防ぎ、クリーンなリユース市場を維持するためにも、買取前のロック解除は絶対的なルールとなっているのです。
「iPhoneを探す」との関係性
ここで、「アクティベーションロック」と「iPhoneを探す」の関係性を整理しておきましょう。この2つは、いわば表裏一体の機能です。
- 「iPhoneを探す」をオンにする → アクティベーションロックが自動的に有効になる
- 「iPhoneを探す」をオフにする → アクティベーションロックが自動的に解除される
つまり、買取前にあなたがやるべきことは、「設定アプリから『iPhoneを探す』機能をオフにする」という、たった一つのシンプルな作業です。これにより、iPhoneとあなたのApple IDとの紐付けが解除され、次の所有者が問題なく使用できる状態になります。
「アクティベーションロックを解除する」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、実際に行う操作は「iPhoneを探す」をオフにするだけ、と覚えておけば大丈夫です。次の章では、このロック状況を確認し、実際に解除する具体的な手順を分かりやすく解説していきます。
【査定前に確認】自分のiPhoneのアクティベーションロック状況を調べる方法

買取の準備を進める前に、まずはご自身のiPhoneが現在どのような状態にあるかを確認することが重要です。アクティベーションロックが有効になっているのか、それとも既にオフになっているのか。この確認作業は数分で完了します。端末が手元にある場合と、既に手放してしまった後で遠隔で確認する場合、それぞれのパターンに分けて手順を解説します。
端末が手元にある場合の確認手順
iPhoneがまだお手元にある場合は、設定アプリから直接確認するのが最も簡単で確実な方法です。iOSのバージョンによって若干の表示の違いはありますが、基本的な流れは同じです。
以下の手順で確認を進めてください。
- ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 画面の一番上にある、ご自身の名前とApple IDが表示されている部分をタップします。
- 次の画面で「探す」という項目をタップします。
- 一番上に表示される「iPhoneを探す」をタップします。
この画面で、「iPhoneを探す」の右側にあるスイッチが「オン」になっていれば、アクティベーションロックが有効な状態です。逆に「オフ」になっていれば、ロックはかかっていないため、買取に出す前の第一段階はクリアしていると言えます。
多くの場合、iPhoneを初期設定する際にApple IDでサインインすると、この機能は自動的にオンになっています。そのため、ご自身で意図的にオフにしていない限りは、おそらく「オン」になっているはずです。買取査定に持ち込む前には、必ずこの項目が「オフ」になっていることを確認する習慣をつけましょう。この一手間が、スムーズで高額な買取に繋がります。
既に端末を手放してしまった場合の確認方法(iCloud.com)
「既にiPhoneを初期化してしまった」「家族に譲った端末を買い取ってもらいたいが、ロックがかかっているか分からない」といったように、端末が手元にない、または直接操作できない状況もあるかもしれません。
そんな時でも、パソコンや別のスマートフォン、タブレットを使えば遠隔でアクティベーションロックの状況を確認できますのでご安心ください。AppleのiCloud公式サイトを利用します。
- パソコンや他のデバイスのウェブブラウザで、「iCloud.com」にアクセスします。
- 確認したいiPhoneで使っていたApple IDとパスワードでサインインします。
- サインイン後、メニューの中から「探す」(または「iPhoneを探す」)のアイコンをクリックします。
- 地図が表示されたら、画面上部の中央にある「すべてのデバイス」をクリックします。
ここに、あなたのApple IDに紐づいているデバイスの一覧が表示されます。このリストの中に該当のiPhoneが表示されている場合、アクティベーションロックはまだ有効なままです。逆に、リストに表示されていなければ、既にアカウントとの紐付けは解除されており、ロックはかかっていません。この方法は、万が一ロックを解除し忘れたまま売却してしまった場合に、後から遠隔で解除する際にも使用しますので、ぜひ覚えておいてください。
誰でも簡単!アクティベーションロックの解除手順をステップで解説

アクティベーションロックの状況が確認できたら、いよいよ解除作業に入ります。ここが買取準備における最も重要なステップです。これからご紹介する手順に沿って操作すれば、専門的な知識がなくても誰でも簡単に行えますので、落ち着いて進めていきましょう。端末を直接操作する方法と、パソコンを使った遠隔操作の方法、2つのパターンを解説します。
【基本】端末上で「iPhoneを探す」をオフにして解除する
iPhoneが手元にあり、正常に操作できる場合は、この方法が最も簡単で基本的です。前の章で解説した確認手順と途中まで同じ流れになります。
- ホーム画面から「設定」アプリを開きます。
- 画面の一番上にある、ご自身の名前とApple IDが表示されている部分をタップします。
- 「探す」→「iPhoneを探す」の順にタップして進みます。
- 「iPhoneを探す」の右側にある緑色のスイッチをタップしてオフに切り替えます。
- ここで、セキュリティのためにApple IDのパスワードの入力が求められます。パスワードを正確に入力し、「オフにする」をタップしてください。
これでアクティベーションロックの解除は完了です。パスワードの入力が成功すれば、スイッチが白色(または灰色)に変わります。このパスワード入力は、本人確認のための重要なプロセスです。もしパスワードを忘れてしまった場合は、次の「Apple IDやパスワードを忘れてしまった場合の対処法」の項目を参考にしてください。この解除作業が終わったら、次のステップである「データのバックアップと初期化」に進む準備が整います。
【遠隔操作】iCloudから解除する
うっかり解除を忘れたまま初期化してしまったり、既に端末が手元から離れてしまったりした場合でも、諦める必要はありません。iCloudにアクセスすれば、遠隔でアクティベーションロックを解除することが可能です。
- パソコンなどのウェブブラウザで「iCloud.com」にアクセスし、該当のiPhoneで使用していたApple IDとパスワードでサインインします。
- メニューから「探す」アイコンをクリックします。
- 画面上部の「すべてのデバイス」をクリックし、表示されたリストの中から、ロックを解除したいiPhoneを選択します。
- デバイスのメニューが表示されたら、「アカウントから削除」をクリックします。
もし「アカウントから削除」が表示されない場合は、「すべてのデバイス」に戻り、該当デバイスの横にある「×」印をクリックして削除してください。また、この時、「iPhoneを消去」という選択肢もありますが、先に「アカウントから削除」を行ってください。デバイスがオフラインの場合でも「アカウントから削除」のリクエストは可能です。次回そのデバイスがオンラインになった際に、自動的に処理が実行されます。この手順により、あなたのApple IDと端末の紐付けが完全に解除され、アクティベーションロックも無効になります。
Apple IDやパスワードを忘れてしまった場合の対処法
アクティベーションロックを解除する上で最大の壁となるのが、「Apple IDやパスワードを忘れてしまった」というケースです。しかし、これも解決する方法が用意されています。
まずは、Appleの公式パスワードリセットページである「iforgot.apple.com」にアクセスしてみましょう。画面の指示に従い、あなたのApple ID(通常は登録したメールアドレス)を入力します。その後、アカウントに登録している電話番号や、信頼できる他のAppleデバイス(iPadやMacなど)を使って、本人確認を行いパスワードをリセットすることができます。
もし、上記の方法でも解決できない場合は、Appleの公式サポートに問い合わせるのが最終手段となります。その際には、そのiPhoneの購入を証明できる書類(領収書など)が必要になる場合がありますので、手元に準備しておくとスムーズです。パスワードはセキュリティの要です。普段から忘れないように管理しておくことが最も重要ですが、万が一の際にはこれらの方法を試してみてください。パスワードが不明なままでは、残念ながら買取は極めて困難になります。
アクティベーションロック解除で失敗しないための注意点
アクティベーションロックの解除方法を理解したところで、次にそのプロセスで失敗しないための重要な注意点をいくつかご紹介します。これらのポイントを押さえておくことで、個人情報を確実に守り、買取業者や次のユーザーとのトラブルを未然に防ぐことができます。少しの手間を惜しまないことが、最終的に安心して取引を終えるための鍵となります。
必ず「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化を
「iPhoneを探す」をオフにしてアクティベーションロックを解除しただけで満足してはいけません。あなたの写真、連絡先、アプリ、各種設定など、プライベートな情報が端末内に残ったままになっています。これらを完全に消去し、工場出荷時のまっさらな状態に戻す「初期化」の作業が絶対に必要です。
初期化を行う前に、まずは大切なデータをiCloudやパソコンのiTunes(またはFinder)にバックアップしておくことを忘れないでください。バックアップが完了したら、以下の手順で初期化を実行します。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」(古いiOSの場合は「リセット」)をタップします。
- 「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
- パスコードやApple IDのパスワードの入力が求められる場合があります。画面の指示に従って操作を進めてください。
この操作により、iPhone内のすべてのデータが完全に消去され、誰にも見られることのない安全な状態になります。PRODIGをはじめとする正規の買取店では、買取後にも専用ソフトでデータの上書き消去を行いますが、ご自身のプライバシーを守るためにも、必ず手元で初期化を済ませておきましょう。
下取りや個人売買でもアクティベーションロック解除は必須
アクティベーションロックの解除と初期化は、PRODIGのような専門業者に買い取ってもらう場合だけでなく、あらゆる手放し方において必須の作業です。
例えば、携帯キャリアが行っている下取りプログラムを利用する場合も、同様にロックの解除が条件となっています。解除されていない端末は受け付けてもらえず、返送されてしまう可能性があります。
また、メルカリやラクマといったフリマアプリ、ネットオークションなどで個人に売却する場合は、さらに重要性が増します。もしロックを解除し忘れたまま発送してしまうと、購入者から「初期設定ができなくて使えない」というクレームが必ず来ます。これにより、取引のキャンセルや返品、悪い評価に繋がるなど、非常に面倒なトラブルに発展しかねません。
どのような形でiPhoneを手放すにせよ、「アクティベーションロックを解除し、データを完全に初期化する」ことは、売却する側の責任であり、最低限のマナーであると心に留めておきましょう。
自分で解除できない場合はどうすればいい?
Apple IDもパスワードもわからず、Appleの公式サポートに連絡しても購入証明ができず、解除の手段が完全になくなってしまった…という最悪のケースも、残念ながら稀に存在します。
このような、アクティベーションロックがどうしても解除できないiPhoneは、通常の中古品として再利用することができないため、多くの買取店では買取を断られてしまいます。
しかし、完全に価値がゼロになるわけではありません。そのような端末は、分解して内部のパーツを再利用したり、修理用の部品を取り出したりする目的で「ジャンク品」や「訳あり品」として扱われることがあります。もちろん、通常の買取価格に比べると非常に安価になってしまいますが、処分するしかないと思っていた端末に、わずかでも価値がつく可能性があります。
PRODIGでは、そうしたジャンク品・訳あり品の買取や販売も行っています。もし万策尽きてしまった場合は、諦めてしまう前に一度、秋葉原のPRODIG店舗でスタッフにご相談ください。専門家の視点から、最善の対処法をご提案できるかもしれません。
アクティベーションロック以外も!スマホ買取の査定額を上げる3つのポイント
アクティベーションロックの解除は、買取の最低条件とも言える重要なステップですが、せっかく売るなら少しでも高く買い取ってもらいたいですよね。ここでは、査定額アップが期待できる、あるいは減額を防ぐための3つの重要なポイントをご紹介します。どれも簡単なチェックで対応できることばかりですので、ぜひ実践してみてください。
① ネットワーク利用制限が「◯」になっているか
ネットワーク利用制限とは、キャリアで購入したスマートフォンの代金が未払いだったり、不正な契約で入手されたりした場合に、その端末で通話やデータ通信ができなくなるようにキャリアが制限をかける機能のことです。
この状態は、各キャリアの専用サイトで、端末固有の製造番号(IMEI)を入力することで誰でも簡単に確認できます。IMEIは、iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」で確認するか、電話アプリで「*#06#」と入力すると表示されます。
判定結果は以下の3種類(または4種類)です。
- ◯(まる): 残債がなく、問題なく使用できる状態。買取査定において最も望ましい状態です。
- △(さんかく): 分割払いの支払いがまだ残っている状態。現在は問題なく使えますが、将来的に支払いが滞ると「×」になる可能性があります。多くの業者で減額の対象となるか、買取価格は「◯」よりも低く設定されます。
- ×(ばつ): 残債の未払いや不正契約などにより、通信が完全にロックされている状態。この状態の端末は、基本的にどの業者でも買取不可となります。
買取に出す前には、必ずご自身の端末が「◯」になっているかを確認しましょう。もし「△」の場合は、可能であれば残債を一括で支払い、「◯」にしてから査定に出すことで、より高い価格での買取が期待できます。
② 端末代金の支払いが完了しているか
上記のネットワーク利用制限が「△」であることと直結しますが、端末代金の分割払いが完了しているかどうかは、査定額に大きく影響します。支払いが完了していれば、ネットワーク利用制限のステータスは自動的に「◯」に更新され、買取業者も安心して最高額の査定を提示しやすくなります。
「まだ分割払いが残っているけど、すぐに売りたい」という場合でも、PRODIGをはじめ多くの店舗で買取は可能です。ただし、その場合は前述の通り、将来的なリスクを考慮して査定額が調整されることが一般的です。
もし、ご自身の支払い状況がどうなっているか不確かな場合は、契約しているキャリアのマイページ(My docomo、My au、My SoftBankなど)で確認するか、カスタマーサポートに問い合わせてみましょう。少しでも高く売りたいのであれば、完済を目指すのがベストな選択と言えるでしょう。
③ 付属品(箱、充電器など)を揃える
最後に、意外と見落としがちなのが付属品の有無です。購入時にiPhoneが入っていた箱、説明書、充電ケーブル、ACアダプタ、SIMピンなど、付属品が綺麗な状態で揃っていると、査定額がアップする可能性があります。
特に外箱は、次に購入するユーザーにとっての満足度にも繋がるため、査定においてプラスに働くことが多いアイテムです。もちろん、付属品がなくても買取は可能ですが、もし大切に保管しているのであれば、必ず本体と一緒に査定に出しましょう。
また、本体の状態も査定額を左右する大きな要素です。査定に出す前には、柔らかい布で指紋や汚れを綺麗に拭き取り、できるだけ良い印象で見てもらえるように心がけましょう。こうした小さな気配りが、思わぬ査定額アップに繋がることもあります。
まとめ:アクティベーションロックを正しく解除してPRODIGでお得に売却しよう!
今回は、iPhoneの買取における最大の関門とも言える「アクティベーションロック」について、その正体から確認・解除方法、そして査定額をアップさせるためのポイントまで、詳しく解説してきました。
この記事の要点をまとめます。
- アクティベーションロックは、盗難や紛失からあなたのiPhoneを守るための重要なセキュリティ機能です。
- ロックがかかったままだと、次の人が使えないため買取は不可か、大幅な減額となります。
- 解除方法は「iPhoneを探す」をオフにするだけで、誰でも簡単に行えます。
- 売却前には必ずデータのバックアップと「すべてのコンテンツと設定を消去」による初期化を行いましょう。
最初は難しく感じたかもしれませんが、手順通りに進めれば、決して怖いものでも面倒なものでもないことがお分かりいただけたかと思います。
使わなくなったiPhoneは、ただ家で眠らせておくだけではその価値が下がっていく一方です。アクティベーションロックを正しく解除し、少しでもコンディションの良いうちに売却することで、新しいデバイスの購入資金にするなど、賢いサイクルを生み出すことができます。
PRODIGでは、専門知識豊富なスタッフが、お客様が大切に使われてきたiPhoneやiPadを一点一点丁寧に査定いたします。東京・秋葉原にあるPRODIGの店舗では、その場で専門スタッフがご相談に応じますので、「解除方法がこれで合っているか不安…」といったお悩みもお気軽にお声がけください。
そして、iPhoneを売却した資金で、次のスマートフォンをお得に手に入れてみてはいかがでしょうか。PRODIGのオンラインストアでは、新品同様のSランク品から、日常使いに最適なコスパ抜群のBランク品まで、厳しい検品をクリアした高品質な中古スマートフォンを豊富に取り揃えています。お客様の次のスマホライフも、PRODEIGが全力でサポートします。
アクティベーションロック買取に関するよくある質問(FAQ)

最後に、アクティベーションロックやiPhoneの買取に関して、お客様からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q1. 故人のiPhoneのアクティベーションロックは解除できますか?
はい、所定の手続きを踏むことで解除できる可能性があります。故人のiPhoneのアクティベーションロックを解除するには、あなたがその端末の正当な所有者であることを証明する必要があります。一般的に、故人の死亡証明書のコピーと、あなたがそのデバイスを相続または所有する法的権利があることを示す裁判所命令などの書類をAppleに提出することで、ロック解除を申請することができます。手続きは複雑になる場合があるため、まずはAppleの公式サポートに相談することをおすすめします。
Q2. 購入した中古iPhoneにロックがかかっていました。どうすればいいですか?
フリマアプリなどの個人売買で購入した中古iPhoneにアクティベーションロックがかかっていた場合、残念ながらあなた自身でできることはほとんどありません。唯一の解決策は、その端末の販売者に連絡を取り、前の所有者のApple IDとパスワードを使って遠隔でロックを解除してもらうことです。具体的には、本記事で紹介した「iCloud.comから解除する」手順を踏んでもらう必要があります。もし販売者と連絡が取れない、または協力を拒否された場合は、取引を行ったプラットフォームの運営者に相談し、取引のキャンセルや返金を求めることを検討してください。このようなトラブルを避けるためにも、中古スマートフォンはPRODIGのような信頼できる販売店から購入することが最も安全です。
Q3. Androidスマホにアクティベーションロックはありますか?
はい、Androidスマートフォンにも同様の盗難防止機能が存在します。これは一般的に「Googleデバイスプロテクション(FRP – Factory Reset Protection)」と呼ばれています。基本的な仕組みはiPhoneのアクティベーションロックと同じで、端末に設定されているGoogleアカウントとパスワードがなければ、初期化しても再設定して使用することができません。そのため、Androidスマートフォンを買取に出す際も、事前に端末からGoogleアカウントを完全に削除(サインアウト)してから、デバイスを初期化する必要があります。
最後に
スマートフォンの乗り換えや売却には、さまざまな疑問や不安がつきものです。特に、アクティベーションロックのようなセキュリティ機能は、仕組みを理解するまで少し戸惑うかもしれません。しかし、それはあなたの個人情報を守るための大切な機能であり、正しい知識を持てば、何も心配することはありません。
PRODIGは、中古スマートフォンの販売から買取、さらには法人様向けのレンタルサービスやスマートフォンの修理(スマホパートナー)まで、デバイスに関するあらゆるニーズにお応えするプロフェッショナルです。
この記事が、あなたの「わからない」を解消し、安心して次の一歩を踏み出すきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。スマートフォンに関するお悩みがあれば、どんな些細なことでも、ぜひPRODIGにご相談ください。